2017年 07月 25日
お盆近くになると”負”動産相談増加???
ここ最近になって、不動産相談でなく”負”動産の相談が多くなってきています。相続があってずーっとほったらかしにしていた不動産でもしっかり固定資産税はかかるし、子供にも相続させたくないし、どうすればよいかとか、相続は発生したが山林やら取付道路のない雑種地を相続したくないとか、様々ですが、一般の感覚で言うと売却困難な物件の相談です。市や国に寄付ができないのでしょうか?と良く聞かれますが、当然受け付けてくれません。それでも幾らでも良いから手放したいというのであれば、隣接者などにもお声をかけることもできますが、先祖代々?(所詮100年以内???)の不動産だから、決して安くは売らないという人も時々います。そういった古い物件程、権利関係がおかしく、非常に手間のかかる不動産屋泣かせの物件です。査定価格は評価額、事例に基づいて簡単に作成できますが、実際、売却できる価格は大変厳しい価格となりまし、買い手が付けば権利関係(境界、建物瑕疵、解体、私道等々)の調整ですが、これがまたすんなり行かないケースが多くあります。価格が付いて売れればいいよねと言う物件が増えていえる今日、ほとんどボランティア活動です。三原市も空き家バンクなど相談窓口を設けていますが、実質対応が難しいのではないのでしょうか?こういった相談は家族が集まるお盆が近くなったら増えているような気がしています。
by koeiomyo
| 2017-07-25 11:28
| 不動産
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