11月三原不動産市場動向

　いよいよ11月に入りました。今年もあと二ヶ月となりました。霜月とおり、朝の冷え込みが身に染みる季節です。上場企業の7割が4-9月の増益と新聞には出ていましたが、地方の冷え込みは相変わらずの感じがしています。でも儲かっている会社もあるみたいで利便性の良い広めの土地や工場の取得などの動きがチラホラ耳に飛び込んできています。本日のチラシの中にケーズデンキ尾道店オープンの特大チラシが折り込まれていましたが、オープン時には集客がありますが、継続していくには大変なことでしょう？何にしろ、人口がドンドン減っている地方都市で商売することは難しいものです。


　さて、11月1日時点の三原市不動産状況です。
「スマイミー」の売買登録件数348件（+15件）内土地232件（+13件）、賃貸登録件数（住宅系のみ）177件（+9件）
「アットホーム」の売買登録件数127件（-31件）内土地64件（-19件）、賃貸登録件数215件（+21件）

　売買物件は売れない物件が積みあがっており、総数は増えていますが、程度の良い中古住宅やマンション、利便性の良い建築条件のない土地などは品不足となっています。賃貸は相変わらず土砂降り模様です。「アットホーム」の売買登録件数がかなり減っているのは掲載料金体系の増額変更が今月よりあり、反応が取れそうにない物件を中心に不動産会社が登録件数を減らした結果で順調に売れていった結果ではありません。当社も10件以上取り下げました。