三原市不動産動向
自然災害に振り回された7月も終わり、本日から8月となります。本来なら夏本番でやっさ祭りなどのイベントも控え、ワクワクしていたものですが、今年は被災者のことを思えばそんな気が起こりません。まだまだ復旧には時間も人も金も足りていない状況です。昨日、管理している物件もあり、小泉から本郷方面、そして大和町方面、小坂、西野経由して帰ってきましたが、被害の甚大さを目の当たりにしてきました。言葉が出ません・・・。
さて、8月1日時点の三原市不動産状況です。
「スマイミー」の売買登録件数326件(-1件)、内土地217件(+4件)、賃貸登録件数(住宅系のみ)140件(-48件)、内1R系57件(-12件)
「アットホーム」の売買登録件数123件(±0件)、内土地61件(-3件)、賃貸登録件数183件(-89件)、内1R系110件(-17件)
この7月の豪雨災害によって三原市の不動産市況に大きな動きが出ています。
まず賃貸については豪雨被災者への「みなし借上社宅」で今まで動きが鈍かった本郷方面や比較的築年数が浅い高めの物件含めて、百数十件の申し込みもあったみたいです。インターネットを利用していない不動産会社なども被災者向けの物件登録をしておりかなりの物件が動いている状況です。被災者には気の毒ですが、大家さんにとってはありがたいことです。
売買については、災害関係なく少ないながらも物件の入れ替わりもあったりしています。条件の良い物件などは表面化する前に地場系の工務店が取得したり、既存客に紹介したり動いている様子です。しかし、絶対的に良い物件が少なくなっている感じです。被災者が売買物件を検討するのはもう少し落ち着いてからのことになりそうです。また、古家付の解体予定の土地や修繕前提の住宅は解体業者、大工さんが被災地での仕事が多過ぎて、解体、建築、修繕には通常の日程よりかなり先のことになることを覚悟しなければなりません。ちなみに先週解体の見積りをお願いしたら、通常金額の1.5倍位の見積書が出てきました。お話になりません。今年いっぱいは静観するしかなさそうですね。
by koeiomyo | 2018-08-01 10:30 | 不動産 | Comments(0)