空き家が酷いことに・・・？

　日照時間が短くなっている所為か、1日が非常に慌ただしく過ぎていくような気がしている今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？そろそろ忘年会の日程調整などしている方も？？？
　さて本日は中之町や須波ハイツへ物件調査に行っていたのですが、建物は使用してないとすぐに傷んきたり雑草まみれとなり、資産価値が下がる一方で解体した方が良いのではという物件を何件も見てきて、改めて建物の維持管理の必要性を感じています。最近は空き家管理で費用を払い、窓の開け閉め、郵便物の片付け、水道の開栓などをするサービスもあります（ちなみに当社もしていますが・・・）が、そうでもしていないといざ今回のように売却することになって我々が建物内を拝見すると先程の話ではないのですが、残念ながら建物価値がグッと下がるケースが多いです。中古物件の何件かは同じような空き家が売却初動時から適正価格で売りに出していれば売れていたろうに、もはや雑草まみれ、建物内も虫の死骸やクモの巣状態では売れるものも売れないでしょう？売主にはなかなかその辺の判断は難しいのでしょうが、郊外の20年以上経過した古い中古住宅は表（インターネットなど）に出ている売出価格よりリフォーム費用を考えるとかなり安くないと売買に至らないケースが多く、長期滞留物件がさらに時間経過による資産価値の低下、結果、売れない負動産の増加とつながっていく負のスパイラルの始まりとなっていきます。特に三原市の郊外中古物件は我々もこの辺りが相場だと思っていても年々下がる一方です。売主様にも売却価格はふり幅を考えて買い希望者が指値をしてきたら思い切った判断の必要性もご理解もしていただいた方が良かろうと思っています。老婆心ながら古い中古住宅はほぼ2～3か月内で必ず売れる価格で設定しないと大変なことになりますよ！