2021年 06月 26日
三原の状況?売買編
さて、昨日に引き続いて三原市の不動産状況ついて述べます。この状況所感についてはあくまでも、個人的な所感でありますので他の同業者の方も様々なご意見があると思いますがご理解ください。売買について言えば、製造業が中心である三原の場合、全体的には労働者の年収は下がっていませんので、賃貸に比べて購入意欲はあります。逆に家賃7万円前後の方がローンを組んでも手の届く価格帯(3000万円以下)の新築建売などを購入されているようです。ミスマッチもありますが土地の需要も旺盛です。宮浦の土地も地元工務店が押さえて土地と細分化して総額を抑えた建売しかなかったのが、積水ハウスが宮浦5丁目で土地単価31万円前後で売り出しました。早くも2区画売れています。恐らく建物価格を入れて総額5000万円前後でしょう。大手住宅メーカーで建てたいが土地がなかったのですが、今回のように立地がよければ高くても需要があるという証拠です。中古住宅、中古マンションもそれなり、売れるだろうなという物件はすぐ検索サイトから消えています。また、変わった動きとして老朽化建物を安く仕入れして、手直し後、賃貸にする個人が多くいます。我々からすれば、権利関係が複雑(境界やら建物の瑕疵的なことなど)で解体した方がよかろうと思っている物件でも問合せがあります。仲介会社としてはハッキリ言って滞留物件が処理できて、また売主様もとっても喜ばしいことですが、ボロはボロですから積極的にはお勧めしません。いろんな投資本が出版されている影響とお金の運用で将来が不安なのでしょうか?世の中、いろんな人がいます。
以上のように、不動産業界はコロナ禍でもお陰様で影響も少ない業界のようです。やはり「衣・食・住」は人が文化的な生活をする上で必要な要素だからでしょうか?「衣」も「食」もコロナ禍でもやり方しだいでは、巣篭もり需要で動きが制限されている中でもネット通販等、好調のようです。コロナワクチンも予想以上に接種が早まりそうですし、アファターコロナに向けて、飲食業、旅行業、運送業なども以前のような普通の生活様式には戻れないかもしれませんが、新しい日常が訪れる日が秋の訪れとともにくればいいなと思っています。
by koeiomyo
| 2021-06-26 10:53
| 不動産
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