還暦過ぎて・・・?
昨年、還暦を迎え後期高齢者に向かってまっしぐらという感じですが、私自身まだまだ若いと思っていていろんなことをチャレンジしていこうと思っています。しかし、体は正直で確かに衰えていることを日々感じる今日この頃ですが、体力面のことだけでなく、同年齢の人たちとの会話でも忘れ物をお互いすることが多くなり、何やるにもやれマスクを忘れただの、大事なものを忘れて、また家に戻ることが多くなったなぁと頭の方も要注意で、半分、諦めに似た情けない心境になることもあります。
最近、「弘兼流 60歳からの手ぶら人生」(弘兼憲史著)、「60歳からはやりたい放題」(和田秀樹著)という2冊の本を読みました。
前書は、持ち物を捨てる。友人を減らす。お金に振り回されない。家族から自立する。身辺整理をしたその先に。という内容で不要なものはなるべく処分し、義理で付き合っている人間関係も整理し、食事などもなるべく自分でできるように、そして好きなことを自分のペースでやる人生を薦めています。
後書は、60代以降は「嫌なことはやらない」。好物を食べれば脳も体も健康に。「新しい体験」で前頭葉を活発に。良い医師や病院の選び方とは?「認知症、うつ病、ガン」を怖がりすぎない。嫌な人と付き合うよりは孤独でいい。お金を使うほど幸福感は高まる。60代からこそ、人生を最高に楽しめる。という内容です。
どちらの本にも通じるのは、お金のあるなしに限らず、60過ぎたら好き勝手に、周りの人たちとそれなりの距離感で付き合い、後悔しないようやりたいことをやりなさいということですが、人生、いろんなしがらみもあり、現実にはそんなにお気楽には過ごせないとは思っています。思っていますが、これまでのような仕事ありきの生き方から少し肩の荷を下ろし、この先10年の多少ボケ?ていますがまだ頭がしっかりして、体力があるうちにやりたいことをやりたいとは思っています。